インサイト

  • ファクターXの正体

    これまで高齢化社会の日本だけ致命率が低い理由が判然としなかった。ところが、各国の致命率と肥満率をグラフにしてみると興味深い傾向が浮かびあがる。肥満率の低い国とそうでない国で、明らかに致命率が異なるのだ。もし日本におけるファクターXの正体が「肥満率の低さ」とすると、近いうちに現在の常識を見直すこ...
  • 社会貢献か、経済的リターンか

    この2つは、2者択一でもトレードオフの関係でもない。地球環境問題や食糧危機などは、将来に渡る人類の課題であり、解決ニーズが拡大することが明白な市場機会である。こうした課題にソリューションを持つ企業に早期投資することで、将来的な市場拡大の恩恵は大きなリターンとなって返ってくる。
  • イノベーションの未来に立つ

    米国のイノベーションを真似て、国内市場でスモールキャップIPOしても市場が小さい。かといって海外市場に出ていこうにも、そこにはユニコーンからIPOした競合がズラリ。日本が未来側に立ち、イノベーションを起こすには、非公開市場における機関投資家の資金力が米国並みに必要となる。
  • デジタルシフトで超えていく

    専門家は口を揃えて言う「もう二度と元の経済レベルには戻れない」、しかし我々は考える「人生が苦いレモンを与えたなら、美味しいレモネードを作ればいい」。世界がデジタルにシフトすれば、外出禁止令や国境封鎖も関係ない。元の経済レベルを超えることだって、夢ではない。
  • COVID-19との共生

    ウィルスの猛威に屈しない社会が”New Normal”である。あらゆる産業をデジタルにシフトさせることで”止まらない日常”が実現する。 グローバリズムは地球全体を運命共同体にした。つまり、一国だけの一時的な収束は完全な終息を意味しない。ウィルスの機嫌で経済が翻弄される世界は終わりにすべきだ。幸...
  • ConTechの未来

    長い間、時間が止まったままの建設現場にイノベーションの波が訪れようとしている。「BIM(Building Information Modeling)」、「ロボティクス」、「オフサイト建築」、これらは単独ではなく掛け合わせで最大の効果を発揮する。 建設業のConstructionとTechnol...
  • D2Cの登り方

    デジタルネイティブ達は、新たな登り方を見つけたが、行きつく先がリアル店舗というだけでは、本当のイノベーションではない。 ブランディングを重視するDNVB (Digital Native Vertical Brand)は存在感を高めており、従来ブランドも脅威を感じるほどの存在に成長している。彼ら...
  • D2Cの本質

    世界観やら体験価値とか、そんな「コト」ばかり言ってると、価値ある「モノ」を届けるライバルに、あっという間に追い越される。