先進国では生産年齢の減少と共に、新規顧客の売上に依存するMQLやSQLに限界が見え始めている。コミュニティから発生するリードにフォーカスする「Community-Led Growth」の採用が増加。
1つの成功の目安は規模が大きくなるほど運営が楽になることで、顧客からモデレーターが出現する。コミュニティの価値は、顧客サポートコストの削減とNPSによる売上向上の他に、プロダクトフィードバックがある。こうした貢献を引き出すためには金銭的対価より「公式な評価」の方が長期的に良質な貢献が得られる。
この2年でコミュニティを持つスタートアップが急増、プロダクトフィードバックを最大の目的とする。アーリーはSlackやDiscordからスタートし、レイターはオン/オフのイベント開催までコミュニティを育てることで、IPO後もコミュニティタッチを継続できる。
現在でも成長戦略のデファクトはSLGだが、CLGはPLGを拡張する。PLGは使ってもらって成長する戦略だが、フリートライアルまでの障壁がある。メンバーの成功成功事例がバーチャルなフリートライアルとなり、コミュニティが新規顧客を引き寄せ、フライホイール効果を発揮する。
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元データ:PowerPoint、79スライド、A4サイズ