Circular Economy
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世界の資源循環率は8%と低く、けして循環しているとは言えないのが現状。米国には循環率が6%で廃棄物の89%が埋め立てられる都市がある一方、欧州の循環率は高く、デンマークは63%、オランダは2050年までに100%を目指している。

日本の資源循環率は20%を下回り、プラも含め廃棄物の80%は焼却処分される。日本ではサーマルリサイクル(燃焼エネルギーを転用する)というが、実際のマテリアルリサイクルは8%と低い。2017年、中国の廃棄物輸入規制によって各国は自国内の処理を迫られたことで、日本でも2022年4月からプラ新法が施行され、廃棄物を自国内で減らす動きが本格化している。

地球から自然資源を搾取し、CO2や廃棄物を山積みにしなければ経済発展はないという発想を転換する必要がある。サスティナビリティやカーボンニュートラルのようなマイナスをゼロに近づける活動では不十分、経済活動をすることでマイナスがプラスになるリジェネラティブ(再生)の視点が求められている。

廃棄物の問題を想定しない時代に設計された製品は、どんなにリサイクル技術が進化しても循環率の向上には限界がある。製品開発の段階で循環を想定した設計にすることで、製品の循環率は飛躍的に向上する。

廃棄物の削減や循環率の向上には、製品ライフサイクルを伸ばすことも大きく貢献する。利用者が自分で修理できる設計やパーツの供給体制、製品仕様の公開などをメーカーが積極的に行うことで社会全体として循環率が高まるサーキュラーエコノミーが実現する。

 

レポート形式:PDF (6.0MB)

元データ:PowerPoint、70スライド、A4サイズ