富裕層が決める世の中

こんな世の中は想像できるだろうか?学校の生徒会長を決める選挙で、生徒1人につき1票ではなく、親の寄付金の額に応じて重みづけされていたとしたら…。もしくは国政選挙において納税額に応じた1票の格差があったら…。

こうした多数決の方法は、1人1票の頭数多数決に対して、資本多数決(もしくは加重投票制)と言われ、実はIMF(国際通貨基金)から株主総会、アイドルの総選挙まで、実社会では広く採用されている。

国連総会や国政選挙のような社会性のあるテーマには馴染まないが、経済合理性が求められる領域では実効性が担保される。決まったことが確実に実行され、その経済圏を持続的に廻すためには、表面的な民主主義やキレイごとは”絵に描いた餅”にすぎない。

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