購買と金融は一緒に動く

金融サービスは、消費者がモノやサービスを買うタイミングで必要になることが多い。自動車を買うケースでは、金融機関でローンを借りる、納車前には自動車保険に加入するなど、あらゆる場面で金融サービスの出番がある。

日常のカスタマージャーニーの中で金融サービスが提供されることは3者にメリットがあり、ディーラーは車を販売でき、顧客は欲しい車に乗れ、金融機関は顧客を増やすことができる。

従来、アナログベースで組込まれてきた金融サービスは、購買と金融の相性の良さを実証している。昨今、この流れがデジタルに置き換わったことで、組込型金融の市場が大きく成長する可能性がある。

組込型金融の最大イノベーションは金融業界の成長だけでなく、あらゆる業界のモノやサービスの販売機会を増やし、バスケットサイズ(1回の支出額)の拡大に貢献することにある。

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