AIと常識
AIにこの画像を見せて、シーンの背景にある”常識”を推論させてみよう。
問:「手前の男性はなぜ向かいの男性を指さしているのか?」
AI:「その料理を注文したのはこの男性ですと、ウェイトレスに教えるため」
問:「なぜそのような行為をしたのか?」
AI:「一般的にウェイトレスはどの料理が誰の注文かまでは把握していないから」
これは常識推論(Visual Commonsense Reasoning)というテスト、人間でも正解率は85%、AIは72%の精度に達している。そう遠くない未来、このAIを搭載したロボットが4人目の客としてテーブルを囲んでいるかもしれない。