ハイプサイクルの謎

この図が何に見えるだろうか。山頂の山小屋?富士山の噴火?いえいえ、これは最先端テクノロジーの調査会社であるガートナー社が提唱する”ハイプサイクル”である。読み方は「この技術は黎明期から期待のピークに向かっているが、その後、幻滅期を過ぎて世の中に普及するまでには10年以上かかる見通し」となる。ちなみにこれは「マシンカスタマー」というテクノロジーの現在地で、人間の代わりにAIが買物をするようになる未来が来るという。しかしこのハイプサイクルには翻弄されることが多い。いつの間にか無くなっていたり、一度消えてまた復活したりと、どんな有望なテクノロジーでも未来が保証されることはない。見方を変えると、ここに表記することで実現しようという思考が人間には働くので、結果的に当たるのかもしれない。

 

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