AIに”丸投げ”

「エージェント型AI」は元の英語表記では「Agentic AI」で、「Agentic」とは「代理のような」という意味なので、人間から事細かな指示がなくても目標に向かって自律的に行動することができるAIの概念を指す。端的に表現すると、組織レベルの業務を”丸投げ”できるAIである。

例えば、いつ起こるか分からない顧客の解約を防止する業務を”丸投げ”する場合、マルチエージェントシステムの階層型が最適である。顧客の解約兆候を24時間監視するのが得意なAI、その顧客のニーズに沿って引き留め策をパーソナライズするのが得意なAI、AIが生成した内容の妥当性をリアルタイムにチェックするのが得意なAI、これら3分野のサブAIを監督するのが得意なメインAIという構成になる。

従来の単一AIにタスクを任せるAIエージェントでは具体的な効果は見えてこなかったが、エージェント型AIでは複数のAIに複雑な業務を”丸投げ”できるため、PoC(概念実証)に取り組んでいる多くの企業から、その効果が衝撃的な数値として報告され始めている。

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